ローリングストーンズの魅力について
1. Around And Around /2. If You Need Me /3. I Can't Be Satisfies /4. Crackin' Up
5. I Just Want To Make Love with You /6. Walkin' the Dog /7. Hi-heel Sneakers
8. Carol /9. Don't Lie To Me /10. You Better Move On /11. It's All Over Now
12. If You Need Me /13. Confession' Blues /14. Carol /15. Mona
16. The Last Time /17. Everybody Need Somebody to Love
18. Pain in My Heart /19. Play With Fire /20. I'm Moving On
Recording info.: Live in London 1964 / 65
1964~1965年にかけてのTV用ライブ音源ですから、純粋なライブではありません。
慣れてくると悪い音とは思いません。聴きどころはやはりタイトル曲の”Crackin' Up” です。アレンジがよくて、秀逸な演奏です。
AFTERWORD
私は、ローリング・ストーンズのレコードのコレクションをしている。音の出るストーンズのディスクなら何でもコレクションしているため、必然的にブートレッグもその対象となる。
もちろんその数は、正規盤のコレクション数に比べれば三分の一くらいの量でしかない。
しかし、世の中の人やマスコミは、私のコレクションというと、なぜかブートレッグにこだわり、珍重したがる。そんな時、私は心の中で、正規盤のコレクションのほうがブートレッグよりよっぽど大変なのに・・・・・と思う。
音楽ファンの中にもブートレッグを偏重する人たちがいる。Aというアーティストのファンであるにもかかわらず、Aの正規盤よりもブートレッグのほうが揃っている量が多かったりする。そして、ブートレッグを持っているほうが、よりマニアックであるかのように自慢している。しかし、それは大きな誤解である、と私は言いたい。
コレクターの本質は、いつでも、どこでも、誰でも、自由かつ平等に入手できるディスクをきちっと100%コレクションすることである。いずれ、それらのフォーマットは年月を経て、絶盤となったり、規格替え/ジャケット替えになるケースが増え、コレクターズ・アイテムとなるのだ。
その点、正式なマーケットや標準的な小売価格も設定されていないブートレッグは、その内容も、次から次へと同内容でもジャケットだけ替えて、コピーされる。もちろん、潤沢な供給も保証されていない。もう不平等だらけである。そんなものを何枚持っていようが、対外的に自慢できるような代物ではないのである。
このディスコグラフィーを実現化するうえで、さまざまな谷や山を越えてきたが、本著は現時点におけるそれらのフォーマットを統括/整理し、その実体を知ってもらうために監修した。興味のある人が個人的に楽しむのを妨げようとは思わないが、ゆめゆめ雑誌等でクレジットされている「コレクターズCD」などではない。
1992年8月
中野D児
中野D児さん自体、自らブートレグの存在を否定していますが、この本を買った人はみな正規盤のみでは飽き足らず、ブートレグのことをもっと知りたい、ブートレッグが欲しい、という人ばかりのはずです。
PREFACE
「Bootleg=ブートレッグ」、密造という意味だ。1920年代、米国に禁酒法が存在していた時代に密造酒のことをさして「ブートレッグ」と言い、後にポピュラーとなった言葉である。
音楽業界で言うところの「ブートレッグ」とは、「密造ディスク」の事である。この密造ディスクとは何か。アーティストや、そのアーティストの録音源の発売権を持つレコード会社等の許可を得ずに、無許可で発売されたレコードやCDの事である。
従ってブートレッグは、合法的ではない。ただし、一部の国によっては、細かい法の網目を潜って、半ば合法的にリリースすることも可能だ。イタリアやルクセンブルグ、台湾、そして昨年までの日本がそうであった。しかし、そのようなケースで登場した音源も、内容はライブの録音であったり、スタジオレコーディングの未発表テイクの横流しであったりするため、内容的には非合法 / 無許可のフォーマットに変わりはない。
ブートレッグの原産国は、米国はもとより、ドイツ、オランダ、イタリア、台湾、日本等が確認されている。もちろんブートレッグに対するアーティストや権利保有会社、当局等の取り締まりは厳しい。何度も言う。ブートレッグは、違法な物なのだ。
しかし今日、どれが正規のディスクで、どれが違法のそれなのかを一般の人が見分けるのは難しい。かつてのように、ブートレッグの典型である白ジャケットにスタンプとか、粗末な写真と曲目クレジットをコピーしたスリックだけのジャケットは姿を消し、今や正規盤と見間違うほどの豪華なジャケットが増えているからである。収録されている音も、ライン音源によるフツーの音質のディスクが多い。
そこで今、どれがブートレッグかを判別するための手引きが必要となっている。正規盤と劣悪な無許可盤を見分ける知識と、無許可盤の内情を知ってもらうために、私は本ディスコグラフィーを監修することにしたのである。また本書は、スタジオ・ライブを除くライブ録音のフォーマットに関して編集した。善良な音楽ファンの一助となる事を願って・・・・・。
中野D児
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