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STONES MANIA

ローリングストーンズの魅力について

There's No Angel Born In Hell (LP+CD)



(The Swingin' Pig TSP-CD-028  / TSP 028)

(A)
1. Jumpin' Jack Flash
2. Satisfaction
3. Love In Vain
4. Honky Tonk Women
(B)
1. Sympathy For The Devil
2. Sympathy For The Devil
3. Under My Thumb
4. Gimme Shelter

Recording Info: Trk (A)1: NYC, Nov. 28, 1969
                          Trk (A)2,4: NYC, Nov. 27, 1969
                          Trk (A)3: Baltimore, Nov. 26, 1969
                          Trk (B)1-4: Altamont, San Francisco, Dec.6, 1969


B1-4のみが、オルタモントのライブです。Hot Stuffに詳しく紹介されています。
「TSP 盤は全て映画より。音質はEX-。1から4は現行と同じく殆どモノラルですが、5から8(B1-4)の Altamont 部分は現行ビデオ等と違ってちょっとましなステレオです。」とのことです。
音質評価ですが、オルタモントのブートレグの中では、本作が最も優れています。
何せ、ライン録音ですから、ボーカルも非常にクリアで、低域もしっかり聴こえ、文句の無い音質です。

Hot Stuffでは、excellent-のように、マイナス表記もされていますが、私はマイナスは使いません。したがって私の評価ではexcellentです。

なぜマイナスを使わないかというと、あまりに評価が細分化されてしまい、正確な判断が困難だと思われるからです。

ちなみに私の評価は、excellent+, excellent, very good+, very good, good+, good, fair, badの8段階評価となります。

fairが、音楽として楽しめる限界、badは、いくら音源的に価値があったとしても、聴くに堪えない音、所有する必要なしと判断したものにだけ付けます。

したがって、badの評価を付けることはめったにないと思います。








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The Killer Festival Altamont 1969



(Vinal Gang Product   VGP-113)

Disc-1

1. Jumpin' Jack Flash / 2. Carol / 3. Sympathy For The Devil
4. The Sun Is Shining / 5. Stray Cat Blues /  6.Love In Vain 
7. Under My Thumb 

Disc-2
1. Brown Sugar 2. Midnight Rambler / 3. Live With Me / 4. Gimme Shelter
5. Little Queenie /
6. Satisfaction / 7. Honky Tonk Women
8. Street Fighting Man 

Recording Info: Altamont. San Francisco, Dec. 6, 1969
こちらがどうやら、オルタモントの現時点での決定版のようです。

音質は、ノイズフロアが圧倒的に低くなり、マイルドかつクリアな音になっています。
前出の"Altamont"(IMP盤)と比べると、かなり向上しています。したがって音質評価はvery goodです。

このくらいの音質だと、ストレスなく安心して聴けます。

オルタモントについては、前出のCDで書きましたので、ここでは差し控えますが、本作については、Hot Stuff に詳しく紹介されていますので、そちらをご覧ください。



Altamont (2CD)

 

(Idol Mind Productions ALTA69-1 / ALTA69-2)

Disc-1

1. Jumpin' Jack Flash / 2. Carol / 3. Sympathy For The Devil
4. Stray Cat Blues / 5. Got No Place To Go / 6.Love In Vain 
7. Under My Thumb / 8. Brown Sugar 

Disc-2
1. Midnight Rambler / 2. Live With Me / 3. Gimme Shelter
4. Little Queenie /
5. Satisfaction / 6. Honky Tonk Women
7. Street Fighting Man / 8. Gimme Shelter

Recording Info: Altamont. San Francisco, Dec. 6, 1969

ストーンズは69年USツアーのフィナーレとして、サンフランシスコのオルタモント・スピードウェイでフリーコンサートを行いました。当日集まった観客は約50万人。サポートバンドはサンタナ、アイク&ティナ・ターナー、ジェファーソン・エアプレイン、フライング・ブリット・ブラザーズ、CSN&Y。会場の警備員として、米国の暴走族ヘルス・エンジェルスが雇われました。

彼らは暴力に頼って、観客を抑圧しましたが、それが逆の結果となり、会場のあちこちでこぜりあいが起こっていました。そして、"Under My Thumb"を演奏中、会場ではヘルス・エンジェルスの一人が持つナイフによって黒人青年が刺殺されました。その他にも、3名の観客が死亡し、怪我等で医師の手当てを受けた観客は、何百人にものぼりました。

そして、このコンサートの一部始終は、フィルムに映像として残され、ストーンズの69年のツアー・ムービー「ギミー・シェルター」に収録されたのです。

そんな血生臭いコンサートの完全収録盤がこの2枚組CDです。(Rolling Stones Bootleg Discographyより)

Rolling Stones Bootleg DiscographyにはこのCDは載っていません。代わりに同ジャケットの2枚組CD,”Gimme Shelter”(Golden Hit Records GHR 001 / 002)が紹介されていますが、私は持っていません。

残念ながら本CDの音と聴き比べることができませんが、本CDのほうが後発なので、おそらくは音質はよくなっているのではないでしょうか。どちらも完全収録ではあります。

またこのCDは、LPサイズの豪華ボックスセットでしたが、私は箱の保存場所がわからなくなってしまい、今回見つけることができませんでした。したがって、写真はディスクのみとなります。

ただしジャケ写真は、他から入手したものを小さく載せておきました。

なおこちらのBOXセットについても、Hot Stuff に詳しく書かれていますので、そちらをご参照ください。

最後に音質評価ですが、good+ とします。

それにしても、普段なかなかオルタモントのライブを聴こうとは思いません。私も久しぶりにこの音源を聴いてみましたが、 3. Sympathy For The Devilでは、途中で演奏を辞めて、観客を制御しようと必死でアナウンスするミックの様子や、観客の声が生々しく、当時(今から50年近く前になろうとしていますが)の様子が生々しく伝わってきます。

生々しすぎて、聴いていると憂鬱な気分になります。決して気持ちのいいものではありませんので、このライブを何度も聞くのは苦痛ですが、歴史的な記録として、避けては通れないものだと、あらためて感じました。







M.S.G.69



(Hot Lips Records HLR-Rs010 / HLRRS010 CBA184)

1. Jumpin' Jack Flash /
2. Carol / 3. Sympathy For The Devil
4. Stray Cat Blues / 5. Love In Vain / 6. Prodigal Son
7. You Gotta Move / 8. Under My Thumb / 9. I'm Free
10. Midnight Rambler / 11. Live With Me / 12. Little Queenie
13. Satisfaction / 14. Honky Tonk Women / 15. Street Fighting Man

Recording Info: New York, Nov. 27, 1969 



こちらは同じくマディソン・スクウェア・ガーデンの11月27日のライブです。

こちらは、"Rolling Stones Bootleg Discography"で紹介されていますので、割と早い時期に発売されたCDでしょう。

「音質はオーディエンス・モノラル録音ですが、当時の平均的なレベルの完全収録です。

ストーンズファンのバイブル「ハート・オブ・ストーン」によると、このライブから2曲正規盤"Get Yer Ya Ya's Out"に使用されているそうです。曲は"Carol"と"Sympathy For The Devil"です。

ただし、ヴォーカルはリリースにあたって、再録音され、"Sympathy For The Devil"は、4番をオミットした編集バージョンとして、"Get Yer Ya Ya's Out" に収められています。本CDと、"Get Yer Ya Ya's Out"を聴き比べてみるのも面白いでしょう。



ツアー当初は、かなり控えめだったテイラーのギター・ワークもこのころには、かなりリラックスして、伸び伸びと演奏しています。


オーディエンス録音の場合、音質は、そのときの録音する状態によって左右されてしまいます。また、この60年代後半は、やっとカセットテープが普及してきたころで、現在のようにメタルだ、デジタルだ、などは夢でした。本CDも90年代の恵まれた状況からすれば、不満な点も多いですが、とりあえずはマディソン・スクウェア・ガーデンの完全版ということで、その存在の価値が生じてきます。」(Rolling Stones Bootleg Discographyより)


とうい歴史的なCDですが、音質評価はgood+です。全体的にこもり気味で、しかもノイズも絡んでいて、分離も決して良くはありません。音の粒子も粗目です。これが上で言われるような録音環境下での音として理解します。いわゆるなれれば聴けるという、典型的なブートレグの音です。

そう考えると、前出の"Live In New York 1969"の27日の音質は驚異的でした。




Live In New York 1969 (2CD)



(Idol Mind Productions  IMP-CD 036-37)

Disc-1
1. Jumpin' Jack Flash / 2. Carol / 3. Sympathy For The Devil
4. Stray Cat Blues / 5. Love In Vain / 6. Prodigal Son
7. You Gotta Move / 8. Under My Thumb / 9. I'm Free
10. Midnight Rambler / 11. Live With Me / 12. Little Queenie
13. Satisfaction / 14. Honky Tonk Women / 15. Street Fighting Man

Disc-2
1.Jumpin' Jack Flash / 2.Carol / 3.Sympathy For The Devil / 4.Stray Cat Blues / 5.Love In Vain / 6.Prodigal Son / 7.You Gotta Move / 8.Under My Thumb / 9.Midnight Rambler / 10.Live With Me / 11.Little Queenie / 12.(I can't Get No)Satisfaction / 13.Honky Tonk Women / 14.Street Fighting Man

Recording Info: New York, Nov. 27, 28, 1969 

1969年、11月27,28日ニューヨークはマディソン・スクウェア・ガーデンでのライブです。
本CDは、27,28日両日のコンサートを収録しています。このMSGは翌年に発売された正規のライブ・アルバム"Get Yer Ya Yas' Out"が収録された場所でもあります。聴いていくうちに、"Get Yer Ya Yas' Out"で馴染みのMCもいくつか出てきます。

音質はオーディエンス・モノラル録音でが、それなりに良好です。メンバー自体のノリもかなりハイです。

このツアーは、期間は短いですが1日2回というパターンが多く、このMSGを含む11月24日から29日まで6日間連続で9回のライブをこなしています。

まだメンバーの平均年齢が、26,27歳だった頃の話です。

なお、Disc-1の3はイントロが12小節のパターン、14はライブ用2番の抜けた2コーラスのパターンです。(Rolling Stones Bootleg Discographyより)

また"Hot Stuff"によると、Disc-2の5~8までの曲目表記が、CDの裏ジャケは間違いだそうです。ここで示したのが、正しい曲目と曲順です。

音質評価は、Disc-1の27日が素晴らしく、very good+、Disc-2の28日分は、very goodです。総合評価は、非常に好感の持てるvery goodです。



Stone Aged・San Diego Sixty-Nine



(TMQQ71078)

1. Jumpin' Jack Flash
2. Carol
3. Sympathy For The Devil
4. Stray Cat Blues
5. Prodigal Son
6. You Gotta Move
7. Love In Vain
8. I'm Free
9. Under My Thumb
10. Midnight Rambler
11. Live Wuth Me
12. Little Queenie
13. Satisfaction
14. Honky Tonk Women
15. Street Fighting Man

Recording Info:  San Diego, CA, Nov. 10, 1969



オークランドから1日後の、11月10日のサン・ディエゴでのライブです。

セットリストは、オークランドのセカンドショーより1曲少ない15曲。"Gimmie Shelter" が抜けていますが、あとは同じです。

このディスクも、Rolling Stones Bootleg Discographyには載っていません。本作と同じジャケットのアナログ盤、"San Diego Sixty Nine (TMQ 71078)"という盤がオリジナルでありますが、そちらには、1. Jumpin' Jack Flash、7. Love In Vain、8. I'm Freeの3曲が未収録でした。

今回晴れて完全収録盤がリリースされたわけです。

音質ですが、私はオリジナルのLPを持っていませんので、聴き比べることはできませんが、本作に限って言えば、オークランドと同レベルのvery goodです。


オーディエンス・モノラル録音ですが、臨場感にあふれる素晴らしいコンディションです。

ただし冒頭のJJFは始まるとすぐに音がドロップアウトします。それも1回ではなく何度も無音になったり、オフ気味になったり、音揺れもあり非常に不安定な立ち上がりです。

この先どうなってしまうのだろうと思って聴いていると、2曲目からはだんだんと安定して、音質も良くなってきます。


"Hot Stuff"を見ると、私の持っているディスクは、TMQとクレジットされていますが、載っていません。ジャケットを見る限り、最初に紹介されているVGP盤なのでしょうか。

このサンディエゴについては、詳しい記述がありますので、どうぞ参考にしてください。

過去に数々のCDが発売されていますが、私の所有している盤がVGP盤だとしても、どうやらこれがサンディエゴの決定版ではなさそうです。

決定版は、同一ジャケットですが、金色のシールが貼ってあります。それにJJFの冒頭のドロップアウトがないと書かれていますが、私のディスクはちゃんとドロップアウトします。

ですので、このディスクより良い状態のものが数々リリースされ、その後VGP盤(VGP-008)という決定版が発売されたことになります。

決定版の音質は、very good+となっていますが、もちろん私は聴いたことがありませんので、わかりません。ぜひ聴いてみたいものです。














Out Of Joint (2CD)



(Black'n  Blue RSBB-2004 / 005)

Disc-1
1. Jumpin' Jack Flash
2. Prodigal Son
3. You Gotta Move
4. Carol
5. Sympathy For The Devil
6. Stray Cat Blues
7. Love In Vain
8. I'm Free
9. Under My Thumb
10. Midnight Rambler
11. Live Wuth Me
12. Little Queenie
13. Satisfaction
14. Honky Tonk Women
15. Street Fighting Man

Disc-2
1. Jumpin' Jack Flash
2. Carol
3. Sympathy For The Devil
4. Stray Cat Blues
5. Prodigal Son
6. You Gotta Move
7. Love In Vain
8. I'm Free
9. Under My Thumb
10. Midnight Rambler
11. Live Wuth Me
12. Gimmie Shelter
13. Little Queenie
14. Satisfaction
15. Honky Tonk Women
16. Street Fighting Man


Recording Info: . Oakland, Nov. 9, 1969 (1st &2nd show)

"Live'r Than You'll Ever Be" でおなじみの、オークランド、11月9日のライブですが、なんと今まで聴けなかった、ファーストショーとセカンドショーを合わせてすべて聴けるという2枚組CDです。

まずファーストショーですが、冒頭の"Jumpin' Jack Flash"では、途中でドロップアウトして、しばらく無音状態になってしまいます。そのまま途中切れとなり、2の"Prodigal Son"が始まります。

セカンドショーは完全収録ですが、やはり冒頭の"Jumpin' Jack Flash"では音が何度もオフになったり、オフ気味になり非常に不安定です。"Under My Thumb"でも同様、さらには"Little Queenie"でもオフになるところがあります。

そういったところが気になりますが、音質は1st,2ndショーともに、実はとても良いです。

前出の"The Original Live'r Than You'll Ever Be"に比べると、低域が弱く、全体的に迫力に欠ける印象を持ちますが、イコライジングされた音とは違い、実に自然な音です。

したがって長時間聴いても、聴き疲れすることがありません。ノイズフロアが圧倒的に低く、とても静かで、しかも音がとても綺麗に録られています。

何か所かのドロップアウトが気にはなりますが、音質の好みで言えば、私はTMQ盤より好きです。

こちらがオークランドのディスクで最高の1枚と言ってもよいです。ただし音質評価は、very goodです。


なお、Hot Stuffを見てみると、この"Out Of Joint"も紹介はされていますが、決定版は、1stショーが、"Pot Boiler 1969 (VGP-265)"で、2nd ショーが、"From San Francisco To Paris (VGP-276)"といういずれもVGP盤だそうですが、残念ながら私は持っていません。詳しくは"Hot Stuff"をご覧ください。 






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プロフィール

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Mick
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男性
職業:
アルバイト
趣味:
レコード鑑賞
自己紹介:
ストーンズファン歴30年以上のマニアです。オーディオとレコードコレクションが趣味です。所有枚数、およそ2000枚(CD+LP)。そのうち700枚くらいが、ローリングストーンズです。

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