http://stones.no-mania.com/1969%20north%20american%20tour_9/m.s.g.69M.S.G.69
(Hot Lips Records HLR-Rs010 / HLRRS010 CBA184)
1. Jumpin' Jack Flash / 2. Carol / 3. Sympathy For The Devil4. Stray Cat Blues / 5. Love In Vain / 6. Prodigal Son
7. You Gotta Move / 8. Under My Thumb / 9. I'm Free
10. Midnight Rambler / 11. Live With Me / 12. Little Queenie
13. Satisfaction / 14. Honky Tonk Women / 15. Street Fighting Man
Recording Info: New York, Nov. 27, 1969 こちらは同じくマディソン・スクウェア・ガーデンの11月27日のライブです。
こちらは、"Rolling Stones Bootleg Discography"で紹介されていますので、割と早い時期に発売されたCDでしょう。
「音質はオーディエンス・モノラル録音ですが、当時の平均的なレベルの完全収録です。
ストーンズファンのバイブル「ハート・オブ・ストーン」によると、このライブから2曲正規盤"Get Yer Ya Ya's Out"に使用されているそうです。曲は"Carol"と"Sympathy For The Devil"です。
ただし、ヴォーカルはリリースにあたって、再録音され、
"Sympathy For The Devil"は、4番をオミットした編集バージョンとして、
"Get Yer Ya Ya's Out" に収められています。本CDと、
"Get Yer Ya Ya's Out"を聴き比べてみるのも面白いでしょう。
ツアー当初は、かなり控えめだったテイラーのギター・ワークもこのころには、かなりリラックスして、伸び伸びと演奏しています。
オーディエンス録音の場合、音質は、そのときの録音する状態によって左右されてしまいます。また、この60年代後半は、やっとカセットテープが普及してきたころで、現在のようにメタルだ、デジタルだ、などは夢でした。本CDも90年代の恵まれた状況からすれば、不満な点も多いですが、とりあえずはマディソン・スクウェア・ガーデンの完全版ということで、その存在の価値が生じてきます。」(Rolling Stones Bootleg Discographyより)
とうい歴史的なCDですが、音質評価はgood+です。全体的にこもり気味で、しかもノイズも絡んでいて、分離も決して良くはありません。音の粒子も粗目です。これが上で言われるような録音環境下での音として理解します。いわゆるなれれば聴けるという、典型的なブートレグの音です。
そう考えると、前出の"Live In New York 1969"の27日の音質は驚異的でした。
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