STONES MANIA

[PR]

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

（The Amazing Pig TAP 010-PRO / 10-GGOE A / B）

(A)
1. Ruby Tuesday
2.Goin' Home / Satisfaction
3. Time Is On My Side
4. Carol
(B)
1. Get Off Of My Cloud / Yesterday's Papers
2. Everybody Needs Somebody To Love
3. The Last Time
4. 19th Nervous Breakdown
5. Lady Jane

Recording Info: (A)1,2,(B)1,4,5: Paris, April 11, 1967
(A)3,4.(B)2,3: Paris, April 18, 1965

ブライアン在籍時の最後のヨーロッパ・ツアーからのライブです。このアルバムは４月１１日、パリ・オランピア劇場でのライブですが、演奏された曲目を総て収めた全曲収録盤ではありません。

全11曲中、65年のオランピア劇場のライブが４曲収められており、残りの７曲が67年6月11日の演奏となっています。（Rolling Stones Bootleg Discography より）

録音は、ラジオ放送用のライン録音ですが、音質は、曲によってばらつきがあります。

（A）サイドは、観客の歓声がほとんど聞こえず、ノイズフロアーが圧倒的に静かです。音のバランスもよく、ライブ感は感じられないものの非常に聞きやすいです。

（B）サイドは、歓声もよく聴こえ、１．２のメドレー部分は迫力のある圧倒的な演奏です。
音質評価はトータルでvery goodといったところです。

全曲収録でないことと、曲によってばらつきがあることなどが不満ですが、音質で言えば、６０年代アーリーライブのアナログディスクの中で、本作が一番の高音質ではないでしょうか。

なお、全曲収録盤は後年”Fuckin' And Suckin'”というCDで発売されましたが、私は持っていません。

ちなみの私の持っているこのLPは、パープルのマーブルカラー盤です。

In Action

(Insect Records ITS 18 / 991950109761 / 1208-A)

1. Introduction
2. Not Fade Away
3. The Last Time
4. Paint it Black
5. Lady Jane
6. Mother's Little Helper
7. Get Off of My Cloud
8. 19th Nervous Breakdown
9. Satisfaction
10. Family
11. Family
12. Still A Fool
13. Now I've Got A Witness
14. Mona
15. Walking Thru the Sleepy City
16. Some Things Just Stick in Your Mind

Recording Info: Trk 1-9: Hawaii, July 28, 1966

ハワイはホノルルでの６６年７月２８日のライブです。地元のラジオ局主催のコンサートで、ライン録音。ただし、プレスの関係か音はこもり気味です。
この音源は、アナログ時代に "So Much Younger Than Today" というLPで聴けましたが、９２年にCDで、"Sold Out" が登場しました。

このCDは、その "Sold Out" コピー盤だそうです。
アナログでは収録されていなかった、司会のオープニングとエンディングのアナウンスが収められています。音質もかなりクリアになっているとのことです。（Rolling Stones Bootleg Discographyより）

ただし私はこのアナログ盤は持っていません。

ところがこれから時を隔てて、前回紹介したビニギャン（VGP）のCD　"Reelin' And Rockin'" が発売されました。Disc-1の１５～２３が同じハワイでのライブですが、
クレジットを見ると7月29日となっておりますが、別音源ではありません。
単なるタイプミスで、28日の同一音源でした。

ただし、こちらはオープニングのアナウンスが完全収録。"Reelin' And Rockin' ”は、頭が切れて途中からの収録です。

記事の中で私はシャリシャリ系の音で、ストレスがあるなどと書いていますが、やはり音質は後発の "Reelin' And Rockin'" のほうが上です。ハワイのライブ部分だけで言えば、"Reelin' And Rockin' ” が very good+ 、このCDが very goodといったところです。

もちろんvery goodは、十分聞ける音質ですので誤解の無いようお願いします。

A L'Olympia 1966　(LP)

(Magic Dwarf Records MDR-3 / MDR-3 A / B)

(A)
1. The Last Time
2. Mercy Mercy
3. She Said Yeah
4. Play With Fire
5. Not Fade Away
6. The Spider And The Fly
7. Time Is On My Side
(B)
1. 19th Nervous Breakdown
2. Get Off Of My Cloud
3. I'm Alright
4. Satisfaction

Recording Info: Paris, L'Olympia, March 29, 1966

こちらは、６６年３月２９日のパリライブです。しかも完全収録です。録音は、フランスのラジオ局が放送した音源がもとになっており、ライン録音ですが、現代のライン録音とは比べるのが酷と言えます。音源は違いますが、後発のCD、”Reelin' And Rockin' や ”Gathers No Moss”に比べると、かなり劣ります。

全体的に歓声の声が、ノイズのように聞こえ、うるさく感じます。音は割れ気味で、分離もよくありません。慣れるとなんとか聴けますが、決して良い音とは言えません。

したがって音質評価はやや辛口ですが、 good です。

ただし、このLPは、透明オレンジのカラーレコードで、こういったところがコレクター心をくすぐる一品です。

Rough, Dirty And Irresistible! (LP +CD)

(Document Records DR 012 LP)

(A)
1. It's All Over Now
2. If You Need Me
3. Confessin' The Blues
4. Carol
5. Mona
6. Around And Around
7. Off The Hook
8. Time Is On My Side
(B)
9. Carol
10. It's All Over Now
11. Little Red Rooster
12. Route 66
13. Everybody Needs somebody To Love
14. The Last Time
15. I'm Alright
16. Hey Crawdaddy

Recording Info: Trk 6-15: Paris, L'Olympia, April 18, 1965

６５年、４月１８日のパリライブですが、私が持っているのはLPのみで、CDは所有していません。４月１８日のパリライブはたくさん出ていますが、これはライン録りされ、フランスのラジオ局で放送されたソースからの音源です。音質はよいのですが、ボーカルのバランスが大きく、逆にバンドの演奏は奥に引っ込んでしまっています。

同一音源で後発の、VGPのCD、”Reelin' And Rockin'”, ”Gathers No Moss” と比べるとやはり劣ります。音質評価はちょっと辛めの、good ＋です。

この中で一番いい音は ”Gathers No Moss”ですが、オフィシャル盤が発売されてしまった今となっては、音源的にはどれも無価値です。ただ、モノとしての価値はあると私は思います。

昔はこの音でも十分素晴らしいと思い、ライブの熱狂に感激したものです。なおこのディスクは完全収録ではありません。
”Everybody Needs Somebody To Love”　が抜けています。

L' Olympia 1965 / Live In Paris

1. Everybody Needs Somebody To Love
2. Around And Around
3. Off The Hook
4. Time Is On My Side
5. Carol
6. It's All Over Now
7. Little Red Rooster
8. Route 66
9. Everybody Needs Somebody To Love
10. The Last Time
11. I'm Alright
12. Crawdad
13. She Said Yeah
14. Get Off Of My Cloud
15. Oh Baby
16. That's How Strong My Love Is
17. (I Can't Get No) Satisfaction

Track 01-12 L'OLYMPIA, Paris, April 18th 1965
Track 13-14 HULLABALOO, November 15th 1965
Track 15-17 READY STEADY GO, September 2nd 1965

今日はオフィシャル盤の紹介です。

前出の１９６５年、パリでのライブが、正規盤で聴けるようになりました。

さすがに正規盤です。音質は、ブートレグをはるかに凌駕する素晴らしい音です。

この時代のライブが、こんなに素晴らしい音で聴けるなんて、ほんとにいい時代になりました。

でもなぜか、感動は、ブートレグを買いまくっていた、あの頃ほどには感じられないんですよね。

それがなんとも残念です。

それにしてもミックの若々しい歌声は、時代を経ても、まったく色あせていません。演奏には思わず興奮させられます。

Recording Info: L'OLYMPIA, Paris, April 17th 1965

1. Everybody Needs Somebody To Love
2. Off The Hook
3. Time Is On My Side
4. Carol
5. It's All Over Now
6. Little Red Rooster
7. Route 66
8. Everybody Needs Somebody To Love
9. The Last Time
10. I'm Alright
11. Crawdad
12.  Everybody Needs Somebody To Love
13. Down The Road Apiece


こちらも同じく、オリンピア劇場でのライブですが、１日前の、６５年６月１７日の演奏です。

Gathers No Moss

( A Vinyl Gang Product. VGP-101)

Disc-1
Live In Paris France, L'Olympia, 1965-1967
Recorded For Radio Europe 1 "Musicorama"

1. Everybody Needs Somebody To Love
2. Around And Around
3. Time Is On My Side
4. It's All Over Now
5. 19th Nervous Breakdown
6.  Get Off of My Cloud
7. The Last Time
8. Paint it Black
9. Under My Thumb
10. Ruby Tuesday
11. Let's Spend The Night Together
12. (I Can't Get No) Satisfaction

Swedish TV Special, Stockholm, April 2, 1965
13. Introduction
14. Everybody Needs Somebody To Love
15. Tell Me (You're Coming Back)
16. Around And Around
17. Charlie's Intro / Little Red Rooster
18. The Last Time

Disc-2
Live In Paris, L'Olympia, April 18, 1965
1. Everybody Needs Somebody To Love
2. Around And Around
3. Off The Hook
4. Time Is On My Side
5. Carol
6. It's All Over Now
7. Little Red Rooster
8. Route 66
9. Everybody Needs Somebody To Love
10. The Last Time
11. I'm Alright
12. Crawdad

Live In Paris, L'Olympia, April 11, 1967
13. Paint it Black
14. 19th Nervous Breakdown
15. Lady Jane
16. Medley: Get Off of My Cloud / Yesterdays
' Papers
17. Under My Thumb
18. Ruby Tuesday
19. Let's Spend The Night Together
20. Goin' Home
21. (I Can't Get No) Satisfaction

Disc-1、Disc-2、音源によって音の違いはありますが、総じて良い音です。
特にDisc-2の１～１２は、６５年４月１８日のパリライブで、前出の "reelin' and rockin" と同一音源ですが、こちらはシャリシャリ系ではなく、ストレスフリーのすばらしい音です。

Disc-1,2全体を通して、音はシャリシャリ系ではなく、聴き疲れしない音です。

Disc-2 前半の６５年４月１８日のパリライブは、今まで発売された数あるブートレグの中で、おそらく最高の音質です。

Disc-2の後半、６７年４月１１日のパリライブでは、一部ノイズがのって、音が不安定になるところがありますが、ラジオのエアチェックのせいでしょうか。
まあこれくらいは仕方のないところです。

Disc-1の１～１２はほんとに安定しています。十分にライブの熱狂と、演奏の醍醐味を堪能できるクオリティーです。唯オフィシャルと比べるのは酷というものです。
そこは仕方がないです。音質評価としては、全体を通して、very good +です。

Reelin' And Rockin'

( A Vinyl Gang Product. VGP-274)

DISC-1
Little Boy Blue and the Blue Boys:
Dartford Homerecording, Late 1961-Early 1962

1.Little Queenie / Beautiful Delilah / La Bamba / On Your Way to School /
Around and Around

Chicago Chess Studios, 11-6-64

2.Reelin' and Rockin'

Live in Paris, France, L'Olympia, 18-4-65

3. Everybody Needs Somebody to Love
4. Around and Around
5. Off the Hook
6. Time is on My Side
7. Carol
8. It's All Over Now
9. Little Red Rooster
10. Route 66
11. Everybody Needs Somebody to Love
12. The Last Time
13. I'm Alright
14. Craw-Dad

Live in Honolulu, Hawai, International Center, 28-7-66

15. Introduction
16. Not Fade Away
17. The Last Time
18. Paint it Black
19. Lady Jane
20. Mother's Little Helper
21. Get Off of My Cloud
22. 19th Nervous Breakdown
23. Satisfaction

Disc-2

Live in Sydney, Australia, Commemoative Auditorium Showgrounds, 18-2-66 (1st show)

1. Mercy Mercy
2. She Said Yeah
3. Play With Fire
4. Not Fade Away
5. The Spider and the Fly
6. That's How Strong My Love is
7. Get Off of My Cloud
8. 19th Nervous Breakdown
9. Satisfaction

Live in London, Royal Albert Hall, 23-9-66

10. Under My Thumb
11. Get Off of My Cloud
12.Lady Jane
13. Not Fade Away
14. I've Been Loving You Too Long
15. Fortune Teller
16. The Last Time
17. 19th Nervous Breakdown
18. Time Is On My Side
19. I'm Alright
20. Have You Seen Your Mother, Baby, Standing In The Shadow?
21. Satisfaction

Live in Vienna, Austria, Stadhalle, 2-4-67 (2nd show)

22. Goin' Home / Satisfaction

これは、TSP（The Swinging Pig Record）の後釜メーカー、VGP（Vinyl Gang Product）のCDです。

VGPは、数多くの貴重な音源や、既発盤の改良盤など、重要なブートレグを世に送り出した、超有名メーカーです。

素晴らしいCDは数知れずありますが、高音をつり上げた、いわゆるシャリシャリ系の音が多いのが気になります。

このCDも貴重な音源として、大変ありがたいのですが、やはり音がシャリシャリ系で、初めて聞いたときは、ストレスに感じます。音量を少し下げて聴いていると、だんだん気にならなくなってきます。

聴きどころは２の、.Reelin' and Rockin'　でしょう。他では聞けなかった、貴重音源です。

他にも聴きどころ満載のＣＤですが、３～１４の４月１８日、パリライブは、次に紹介する "Gathers No Moss" と同じ音源ですが、音質的には”Gathers No Moss”の方が良いです。

また、Disc-1の１５～２３は、ハワイ、ホノルルのライブで、7月29日とクレジットにはありますが、これは７月２８日の間違いです。残念ながら新音源ではありませんでした。

あとで紹介する"In Action" というCDで聴けた音源と同一音源ですが、音質はよりクリアになり、１段階上がっています。"In Action" がvery good なら、こちらはvery good+ です。

音源によって音質のばらつきはありますが、CD全体としての評価は very good です。この時期のライブとしては、決して悪い音ではありません。ブートになれた方なら、十分演奏に集中できます。

パリとホノルルは既発音源ですが、それ以外はおそらく初登場の貴重音源です。